オーリーと呼ばれるハリウッド俳優のオーランド・ブルームさんより菌の方が「男前」といい、顕微鏡をのぞいては「きょうも男前に生えてるな」と確認するのが楽しいという。
同じ研究室で、微細藻を用いたバイオディーゼル燃料の研究を進める新居由莉さん(23)はドラマ「ごちそうさん」のファンで、「私も子供の頃から、なぜ人はくしゃみをするのか、なぜ人は生きているのか知りたかった。ドラマを見ていて、ふ久の気持ちが分かる」と話す。
男女比が3対2という研究室には、ぬいぐるみやディズニーグッズなどが置かれていた。「時には深夜まで長時間を研究室で過ごすので、好きな物に囲まれて少しでもリラックスしたいんです」と2人は口をそろえ、小保方さんの研究室を彷彿(ほうふつ)とさせた。
「リケジョ」という取り上げられ方をした小保方さんの報道について、守茂山さんは「理系では、やはり女性の研究者は少ない。『女性だから』『女性なのに』といった見方をされることはある」と話し、女性研究者がまだまだ珍しい存在であるとした上で、こう展望を語った。
「これから女性の研究者が増え、珍しいという取り上げられ方が少なくなるよう私たちも頑張りたい」