また、「治療台以外に、歯のエステやケアなどの専用台を設ける歯科医院が増えている」とタカラベルモントは話す。「きれいな歯」「丈夫な歯」に関心が向くなかで、歯の手入れや虫歯予防のカウンセリングの人気は高まっているためだ。
同社は、業界で初めて歯のケア専用台を開発。歯科医院用に開発されたものなのに、歯の治療器具は付いていないというユニークな設備だ。専用台では、個室で歯の手入れやカウンセリングをじっくり受けられるよう工夫されている。
同社が最近手がけた歯科医院のリフォームでは、4台あった治療台を2台に減らし、ケア専用台を3台導入した事例もあった。歯科医院からは「エステサロンのようなゆったり感を出したい」という要望が多いという。武広氏は「デザイン設計の要望では美容院と共通点が多い」と話す。
理美容室、歯科医院とも背景にあるのは、縮小する市場への対応だ。