「夜尿症」は病気 適切な治療と正しい生活リズムを (1/4ページ)

2014.5.11 18:06

 夜、寝ている間におしっこを漏らしてしまう夜尿症。おねしょと混同しがちだが、おねしょは生理現象で、夜尿症は病気だ。小学生になっても「お漏らし」が続く場合、医療機関で治療を受ける。規則正しい生活リズムを守ることも重要となる。(竹岡伸晃)

 3つのタイプ

 東京都内に住む小学3年生の女児(8)はほぼ毎晩、おしっこを漏らすという。昼間は普通にトイレに行くが、就寝中は眠ったままおしっこをしてしまうため、紙おむつが欠かせない。母親は「本人はあまり気にしていないようだが、学校で泊まりがけの行事がある高学年になるまでには何とかしたい」と話す。

 「おねしょは5歳未満の子供に見られる生理現象。5歳を過ぎても週に2、3日以上、夜中におしっこを漏らす場合、夜尿症の可能性が高い。慢性の病気なので放置しないでほしい」。兵庫医科大(兵庫県西宮市)小児科学教授の服部益治さんはこう説明する。

夜遅い時間に飲食するなどの生活の乱れやストレスなども原因

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