「気づかれたくない」… 進化する補聴器、人目気にせずスマホで操作 (3/3ページ)

2014.6.15 12:10

 補聴器はデジタル制御で音声と騒音を判別して騒音を抑えたり、その場に合わせて音量を自動調整したりできる。聴力の落ち方や使用環境に応じて調整する必要があり、片耳で10万から40万円前後と高価だが、コミュニケーションを円滑にするのに役立つ。東京大先端科学技術研究センター特任研究員の大沼直紀さんは「『聞こえ』の問題は人間関係に影響を及ぼす。『えっ、えっ』と繰り返し尋ねられると、『あの人と話すのは面倒』と離れていく」。

 進化を続ける補聴器。シニアの抵抗感を払拭できるか注目だ。

 ■出荷台数増加だが他の先進国より所有率低い

 高齢化の進行に伴い、補聴器の出荷台数が増加している。日本補聴器工業会(東京都千代田区)によると、平成25年の出荷台数は約52万9000台。20年の約46万1000台に比べ、14.7%の増加となった。

 ただ、補聴器の所有率は他の先進国に比べて低い。同会によると、難聴、または恐らく難聴だと思っている人で、補聴器を所有している人の割合は14.1%。英国の41.4%やドイツの34%などより大幅に低い。

 所有率の高い国では購入補助や貸与の公的助成制度が手厚く、販売時に有資格者が調整を行うこともあり、使用者の満足度が高いという。

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