『マラカナンの悲劇世界サッカー史上最大の敗北』沢田啓明著(新潮社・本体1500円+税)【拡大】
“この本は二〇一四年ワールドカップへ照準を合わせて書かれたものではない”
著者は“あとがき”でこのように語っており、資料収集を含めて20年以上かかったという道のりを推して私も共感します。
「…なるほど」
しかし、W杯における注意書として老若男女に幅広く読まれても一向に構わない一冊だとも思います。
「タロッチ、ごめんね」
“マラカナンの悲劇”以来のブラジル大会はもうまもなく。
「ごときなんて言ってごめん」
4年に1度だけ観戦する身内のような人はとくに読んでおくべきでしょう。
「ひとはサッカーを観ているだけでも死ぬんだね」(新潮社・本体1500円+税)
評・松波太郎(作家)