山形ではお祭りも
北海道に次ぐ全国第2位のソバの作付面積を誇る山形県では、「山形まるごと新そば月間」と銘打ち、県を挙げたイベントを展開する。
収穫期に合わせて今月22日から始まり、県内に17あるそば街道を中心に、各地で順次、新そば祭りを開催。おいしいそばの条件とされる「ひきたて・打ちたて・ゆでたて」の“3たて”に、さらに「採れたて」が加わって、県内外から多くのそば好きが集まるという。
山形の代表品種「最上早生」や、県が開発したオリジナルの品種「でわかおり」、伝統的な在来種など、地域ごとに主に作付けする品種が異なるため、それらを食べ比べできるのも魅力だ。
「山形には、大きなお盆のような板に手打ちそばを盛り付けた『板そば』を振る舞う、『そば振る舞い』という食文化があります。親戚の家を訪れた気分で、家族でわいわいと新そばを味わってほしい」(同県観光交流課)
日本蕎麦協会(東京都千代田区)によると、最近はソバの栽培を早める産地が出てきて、6月から新そばが味わえるという。しかし、そば好きの間では香り、味の良さは、秋の新そばに軍配が上がる。実りの秋ならではのおいしさを、しみじみと味わってみては?