■感染で損失4000億円
製薬会社のヤンセンファーマ(東京都千代田区)は、C型肝炎ウイルス感染が日本社会にもたらした平成25年の経済的損失は4088億円に上ると推計している。
推計は、公表されているさまざまなデータを分析してはじき出した。費用の内訳は、入院や外来での医療費、救急搬送費、肝炎対策基本法に基づくウイルス検査費などの直接費用が1968億円、HCV感染に伴う早期死亡、就業率や労働力低下に伴う生産性の損失などの間接費用が1950億円、税金の超過負担が170億円としている。
国際医療福祉大学薬学部の池田俊也教授は「これらのコストは適切な診断、受診、治療を促すことによって大きく削減が可能」としている。