やはりいたちごっこ
こうした状況に知恩院の職員は「異常事態」と表情を曇らせる。駐車場の警備員を増やして対策にあたっていたが改善がみられず、ついに6月上旬、東山署に取り締まり強化を求めた。
東山署はパトカーで知恩院周辺を巡回し、違法駐車するバスに警告。その場から移動させるなどの措置をとった。だが、時間がたつと再び市道がバスでいっぱいになり、いたちごっこになっているという。
8月18日、署員14人態勢で初めて一斉の取り締まりに踏み切り、午前11時から約6時間半で違法駐車を9件摘発した。
東山署の今井一郎交通課長は「ほとんどが外国人観光客を乗せた観光バス。近くの祇園に向かう目的で駐車しているバスもあった。取り締まり以降はバスの数もかなり減っているようだ」と明かした。
他府県のバスは市内グルグル?
対応に苦慮している観光バスも、会社が京都府バス協会に登録しているかどうかで「差」があるようだ。