アマゾンジャパンが始めた音楽配信サービス「プライムミュージック」のネット画面【拡大】
それだけに、高評価の商品は着実に売り上げが伸びます。実際、米調査会社ガートナー・リサーチの幹部は前述のAP通信に、レストランの情報サイトのカスタマーレビューの場合、星が半分増えるだけで、午後7時の予約が15~20%増えることも十分あると指摘しています。
なので、そこに“やらせレビュー”が横行すると業者やお店の信頼が大きく毀損(きそん)されるのは確実とあって、訴訟になったわけです。アマゾンは裁判所に提出した訴状で「ごく少数の売り手やメーカーが偽のカスタマーレビューを投稿し、競争上の優位性を不正に獲得しようとしている。自身の利益や一部の不正直な販売・製造業者の利益のためにアマゾンの顧客が欺(あざむ)かれ、アマゾンのブランドの質が低下している」と主張しました。
では実際、こうした“やらせレビュー”がどのように投稿されていたかといいますと、信じがたいことに“やらせレビュー”をせっせと書いていた連中は、いま欧米で話題のお仕事あっせんサイト「Fiverr(ファイバー)」(本社・イスラエル)で「やらせレビュー書きます!」と自ら雇い主を募っていたのです。