2010年に登場したファイバーは、自分の特技を5ドル(約590円)で売りたい人、つまり「5ドル払ってくれたら、こんなことをやりますよ」と雇い主を捜す人々がわんさと集まるユニークなウェブサービスで、社名も5ドルの「ファイブ」をアレンジしたものです。
「ロゴをデザインします」「翻訳します」「お店のキャッチコピー作ります」「3Dアニメ作ります」といった多種多彩な計約300万種類のお仕事を掲載しています。
現在、イスラエルのテルアビブにある本社のほか、ニューヨークやサンフランシスコなどにもオフィスを構えるなど急成長を遂げていますが“やらせレビュー”を必要とする連中が、ここでお仕事を掲載している人とコンタクトを取り“やらせレビュー”を書かせていたのです。
アマゾンではまず昨年4月、売り手やメーカーからの依頼で“やらせレビュー”を組織ぐるみで書いていた米などの4つのサイトの運営業者について「虚偽広告を掲載し、商標権を侵害している」などとして提訴しました。