国産米で
日本では輸入品を中心に販売されていたが、需要が落ち込むコメの消費拡大を目指し、国内メーカーも相次いで商品開発に参入している。
キッコーマン飲料(東京都港区)は昨年5月、国産玄米に酵素を加えて甘みを引き出した「キッコーマン 玄米でつくったライスミルク」を発売した。同社の担当者は「消費者のコメ離れが進む中、日本のおいしいコメを生かした商品を作りたかった。飲みやすいので、風邪で食欲がないときや、高齢者のカロリー摂取にお薦め」と強調する。
全国農業協同組合連合会(JA全農)も昨秋、国産米を100%使用した「全農 国産米使用 お米のミルク」を発売している。