26号による土石流で大きな被害を受けた神達(かんだち)地区と元町地区では自衛隊や警察、消防などが行方不明者の捜索と並行し、さらなる斜面崩落時の被害を最小限に抑えるため、沢や砂防ダムをせき止めていた流木と土砂の除去作業を続けた。
元の姿とまではいえないものの、重機をフル稼働させた作業でこの日、水の通り道はある程度まで確保された。幹部自衛官は「限られた機材と時間の中でできることはやった。明日もぎりぎりまで打てる手は打つ」と話した。
避難勧告が出された場合、町内に最大14カ所設けられる予定の避難所でも、住民の受け入れ準備が進められた。
元町八重(やえ)の水(みず)にある都立大島高校では、教職員らが体育館と武道場を清掃。床に厚手のゴムシートを敷き、複数の毛布を組み合わせて約600人分の布団を用意した。前回の勧告時には約500人が訪れたが、今回はそれ以上の避難者が来ることも予想されるといい、スペースを作るために布団の間隔を以前より詰めたという。(SANKEI EXPRESS)