「皆で一緒に作品をつくりたい」「子供たちが交流できる企画をやりたい」「オープンカフェを作ろう」
参加者の多くが初対面だったにもかかわらず、すぐに打ち解けて、さまざまなアイデアが次々に出てきた。中には写真や見本を持参して提案する積極的な参加者もいた。帰り際には参加者から「次回を楽しみにしている」という言葉をかけられ、準備室の2人は「期待以上の反応だった」と顔をほころばせた。
求心力のある拠点に
今回の寄り合いの開催まで、準備室は、「地域の人に親しまれる拠点」を実現するため、地道な活動を行ってきた。コミュニティーデザインの第一人者である「studio-L」や十八間蔵の改修を担当する「無有建築工房」の協力を得て、今年4月から何度も地域住民らを訪れ、「美術館に期待すること」や「不安に思うこと」などについて、ヒアリング調査を行った。夏には、安積愛育園内でワークショップを行い、「理想のお客さま」や「イメージカラー」など具体的な美術館像について議論した。