新ポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指すプロ野球楽天の田中将大(まさひろ)投手(25)と獲得を希望する球団との交渉期間が12月26日に始まり、田中の代理人は、ヤンキースの主将、デレク・ジーター内野手(39)ら大物選手の代理人を務めているケーシー・クロース氏(50)に決まった。既に複数の球団がクロース氏と連絡を取っているとされ、移籍先の最有力候補として注目を集めているのが、先発投手難の人気球団、ヤンキースだ。ただ、ヤンキースにとって、選手年俸総額が規定額を超えた場合に球団が支払う課徴金(通称・贅沢(ぜいたく)税)の問題が、条件提示上のネックになっている。
1億ドル近い大型契約
日本の球団が上限2000万ドル(約21億円)で落札希望額を提示し、応じた球団すべてが交渉できるようになった新制度下では、選手は年俸などを含めた契約で有利な条件を引き出しやすく、ニューヨーク・タイムズ紙は「(田中には)10球団以上が交渉を試み、獲得競争に勝つのは1億ドル(約105億円。契約金と複数年契約の年俸総額)近くの大型契約を提示できるチームになるだろう」と報じた。