長年にわたり自国防衛に韓国が責任を持つべきと考え、韓国の「戦う覚悟の欠如」に苛立つ米国にとり要求は渡りに船。09年の移管前倒しを逆提案した。親北の盧氏も仰天し、12年4月の線まで必死で戻した。後継の李明博(イ・ミョンバク)大統領(72)は15年末に延期。朴槿恵(パク・クネ)大統領(61)もさらなる延期を申し入れたが、米国は予定通りの移管を主張し続ける。
国防大臣会合では、実務者協議開催こそ一致したが、チャック・ヘーゲル国防長官(67)は記者会見で「何も合意しておらず、今後も話し合いを続ける」と明言し、移管延長の言質を与えなかった。
米国は統制権返還に加え、米韓連合司令部解体まで探る。在韓米軍実戦部隊の密かな実員減や、部隊交代のインターバルも縮小している。
1970年代にジミー・カーター大統領(89)が《在韓米軍撤退論》をぶち上げた「実績」も有り、米国の言動は韓国を震え上がらせるには十分過ぎた。韓国は《在韓米軍撤退》の悪夢に、みっともないほどおびえている。