会場周辺に最新式装備
ロシアではダゲスタン共和国などの北カフカス地域で武装勢力の掃討作戦が長年にわたり続く。昨年(2013年)12月のプーチン氏の発表では、治安当局は昨年(2013年)、77件のテロ犯罪を未然に防ぎ、255人の戦闘員を殺害、500人超を拘束した。
「われわれは最も野蛮な手段をとる者との戦争状態にある」。FSBの前身、旧ソ連国家保安委員会(KGB)でテロ対策部門の幹部を務めたルツェンコ氏は語る。
ソチ五輪には選手ら約6000人の関係者や多数の観客の訪問が予定され、会場周辺には軍の最新式装備が展開する。高性能対空ミサイルシステムS300や、移動式防空システム「パンツィリS1」、黒海には対破壊工作船「グラチョノク」を配備。山岳部などを無人機が哨戒飛行する。