動員される警官はソチの人口の1割弱に相当する約3万7000人で、数千台の監視カメラが稼働する。会場に入るには金属探知機を通り、観客には個人情報を五輪組織委員会に登録した「観戦者パスポート」の事前取得が義務付けられる。
こうした対策が結実したと言えるのはテロなしで閉幕を迎えたときだ。(ソチ/SANKEI EXPRESS)
■チェチェン紛争 ロシア南部チェチェン共和国で、ロシアからの独立を目指す武装勢力とロシア軍など治安部隊との間で1990年代以降続いた紛争。ソ連崩壊直前の91年11月、イスラム教徒主体のチェチェン共和国が独立を宣言。ロシア軍は94年と99年の2度、軍事進攻した。武装勢力は2002年のモスクワ劇場占拠事件、04年の北オセチア共和国の学校人質事件など数々のテロを実行。2000年代半ば以降、チェチェン共和国の治安は改善し、ロシア国家テロ対策委員会は09年に対テロ作戦終了を宣言した。(共同)