タイには多くの日本企業が進出しており、デモ隊の拠点近くに事務所を構える企業では自宅勤務を認めた社もあった。日本人学校は臨時休校に追い込まれるなど、日本人社会にも混乱は広がった。
13日未明には、バンコクにある最大野党、民主党本部に向けて何者かが発砲したが、けが人はなかった。
一連のデモは、インラック氏の兄で国外逃亡中のタクシン氏の帰国を実現させる恩赦法案をきっかけに昨年(2013年)11月に激化。行政当局によると、これまでに8人が死亡、約470人が負傷した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪首都封鎖 商業エリア占拠で混迷≫
「バンコク封鎖」を開始した反政府派は、官庁街の拠点を商業地域などにも拡大、昨年(2013年)から続く抗議行動は新局面に入った。だが、政府は要求に応じない構えで反政府派との溝は埋まらないまま。問題解決は見通せず、タイ情勢は混迷の度を深めている。