(1)末松氏は当初、容認派に担がれながらも「容認」と明言せず、元市長が出馬表明する事態を招き、その後、候補者の一本化作業に手間取った。
(2)仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事(74)が昨年(2013年)末、埋め立てを承認したことで、反対派を勢いづかせた。承認により、反対派の気勢はそがれると読んだ政府にも誤算があった。
(3)公明党の沖縄県本部が自主投票の方針を決め、国政上の与党である自民、公明両党による選挙協力ができない。
(4)稲嶺氏を支持する保守勢力も少なからずおり、保守票が分散している。
一言で言えば、「県外移設」の声は根強く、沖縄振興策などいくら小手先のさばきをしても大勢の支持を得にくい-ということに尽きる。それでも、自民党の石破茂幹事長(56)が(1月)16日、地域振興のために500億円規模の基金創設を打ち出すなど、テコ入れに躍起となっている。