テレビ、冷蔵庫も
発信源は、スマートテレビや家庭内の機器を通信でつなぐルーターのほか、少なくとも1台の冷蔵庫が含まれていた。また調査した不正メールのうち約25%が、パソコン以外の機器から発信されていたという。しかも、ネット上の住所であるIPアドレスが同一の不正メールはわずか10件しかなかった。残りのメールは住所がバラバラで、発信源の特定が極めて困難な状況だった。
ネットに接続する通信回線を介して、遠隔操作ソフトやウイルスを送り込み、発信源に仕立てたとみられる。
サイバー犯罪の多発でコンピューターシステムやパソコンの安全対策が進むなか、「犯罪者は、無防備な状態でネットにつながっていて、簡単に乗っ取ることができるスマート家電を狙い始めた」と、プルーフ社のナイト氏は指摘する。さらに「利用者はハッキングに気付かず、修復もできない」と、犯罪者にとってのメリットを挙げた。