農薬マラチオンが混入されたアクリフーズの群馬工場前には報道陣の姿も=2014年1月25日午後、群馬県邑楽(おうら)郡大泉町(三尾郁恵撮影)【拡大】
アクリ社は今月(1月)10日、「食品への農薬混入によって業務を妨害された」として、大泉署に被害届を提出。アクリ社によると、マラチオンが検出されたのは昨年(2013年)10~11月に製造された7商品9個。工場内の別々の製造ラインを経て、同じ部屋で包装後に出荷された。パッケージに穴は開いていなかった。
検出濃度は、コロッケが残留農薬基準(0.01ppm)の150万倍で「子供が8分の1個食べれば下痢や嘔吐(おうと)などの健康被害を引き起こす恐れがある」とされた。
群馬県警は工場関係者約300人の事情聴取や鑑識作業、食品の分析を進め、従業員の勤務状況も確認。マラチオンは工場内で使われておらず、何者かが製造から包装までの段階で意図的に混入したとみて捜査していた。