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新型万能細胞「STAP」 簡単で安全 常識を覆す新手法 (4/5ページ)

2014.1.30 07:45

新たな手法で作られた万能細胞「刺激惹起(じゃっき)性多機能細胞(STAP(スタップ)細胞)」作製のイメージ=2014年1月30日発表

新たな手法で作られた万能細胞「刺激惹起(じゃっき)性多機能細胞(STAP(スタップ)細胞)」作製のイメージ=2014年1月30日発表【拡大】

  • 新たな手法で作られた万能細胞「刺激惹起(じゃっき)性多機能細胞(STAP(スタップ)細胞)」とiPS細胞(人工多能性幹細胞)の違い=2014年1月30日発表

 ≪限られた条件 多い謎≫

 弱い酸性環境にさらすだけで、特定の機能を持ったマウスの細胞が、「多能性」を持つ細胞に変化することが分かった。驚くべき発見だが、すぐに医療に応用できると期待を持つのは早い。まずは人の細胞でも同じことができるか、今後の研究を待つ必要がある。

 4つの遺伝子を成熟した細胞の核に入れることで受精卵のように多能性を持つ状態に逆戻りさせ、iPS細胞が作れることを京都大の山中伸弥教授が発見してからわずか7年余り。理化学研究所チームのSTAP細胞は、複雑な操作が必要と考えられていたタイムマシンのような現象をより簡単に実現した。

 iPS細胞が作製に数週間かかるのに対し、STAP細胞は2~7日。しかもiPS細胞からは変化できない胎盤になれる能力もある。現時点の解析では、体内に移植した際、がんになってしまう可能性も低そうだ。今後の進展によっては、再生医療や創薬への利用も現実味を帯びてくる。

京都大の山中伸弥教授 「重要な成果、細胞の新しい樹立法」

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