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【タイガ-生命の森へ-】雪原で欠かせぬ「生きた道具」 (4/4ページ)

2014.2.2 18:30

ビキン川沿いの崖に上がり、タイガに昇る朝日を迎える。ウデヘの伝統的なスキーが役に立つ=2013年3月16日、ロシア・クラスヌイ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)

ビキン川沿いの崖に上がり、タイガに昇る朝日を迎える。ウデヘの伝統的なスキーが役に立つ=2013年3月16日、ロシア・クラスヌイ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)【拡大】

  • 夕暮れのタイガの空を飛行機が飛んでいった。川辺の狩小屋での夕食が楽しみだ=2011年2月21日、ロシア・クラスヌイ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • 氷上に落ちたアムールシナノキの果実の葉=2011年2月20日、ロシア・クラスヌイ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • ビキン川の氷に閉じ込められた気泡=2011年2月21日、ロシア・クラスヌイ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • 氷の窓から出入りするカワガラスの足跡=2011年2月21日、ロシア・クラスヌイ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • ロシア・クラスヌイ・ヤール村、ビギン川

 狩小屋へ帰る途中のこと。夕暮れが迫るタイガの上空を、一筋の光が長い尾を引いて駆け抜けていった。東京からハバロフスクへ向かう飛行機だろうか。初めて飛行機から眼下に広がるタイガを見た時、ここに暮らす猟師や動物たちの様子はまったくといっていいほどわからなかった。しかし今は、あの飛行機雲の下にたたずむ狩小屋の中でストーブを焚(た)く猟師の顔がありありと目に浮かぶ。

 そして北海道に戻ってきても、同じ冬をタイガで過ごす野の生きものたちの息づかいを、僕はリアルに想像することができるようになった。(写真・文:写真家 伊藤健次/SANKEI EXPRESS

 ■いとう・けんじ 写真家。1968年生まれ。北海道在住。北の自然と土地の記憶をテーマに撮影を続ける。著書に「山わたる風」(柏艪舎)など。「アルペンガイド(1)北海道の山 大雪山・十勝連峰」(山と渓谷社)が好評発売中。

 ■ビキン川のタイガ ロシア沿海地方に広がる自然度の高い森。広葉樹と針葉樹がバランスよく混ざっており、絶滅に瀕したアムールトラをはじめ、多様な種類の野生動物が生息している。

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