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【タイ総選挙】混乱続くタイ 3つのシナリオ 全て八方ふさがり (2/3ページ)

2014.2.4 10:20

  • タイの政治対立の構図=2014年2月1日現在(※写真はロイターなど)。※タクシン・シナワット元首相、インラック・シナワット首相、アピシット・ウェーチャチーワ前首相、ステープ・トゥアックスバン元首相
  • タイの政治対立の構図=2013年12月8日現在、※タクシン・シナワット元首相、インラック・シナワット首相、アピシット・ウェーチャチーワ前首相、ステープ・トゥアックスバン元首相
  • タイ・首都バンコク

 (2)憲法裁が無効判断

 政治の空転回避に向けて動向が注目されているのが憲法裁判所だ。

 民主党は今回の選挙が「全国で同一の日に実施」と定めた憲法に違反するとして、憲法裁に無効を訴える方針。認められれば選挙はやり直しとなる。

 今回の反政府デモは、インラック・シナワット首相(46)が昨年(2013年)11月、汚職の罪で国外逃亡中の兄、タクシン・シナワット元首相(64)の復権に道を開く恩赦法案を強行採決しようとしたことが発端だ。憲法裁判所はタクシン氏が失脚した2006年以降、一貫してタクシン派に不利な判決を下し続けており、無効判断の可能性は高いとみられている。

 ただ、チュラロンコン大学のポンサン教授は「選挙をやり直しても今回と同じトラブルが繰り返される」と指摘する。

 それを避けるには、反政府派が主張する選挙前の「政治改革」が必要だが、自らが不利になる改革に政権側が応じるのは困難で、今回の選挙で投票した北部や東北部のタクシン派の反発も必至だ。

 (3)首相失職

 反政府派勢力に、タクシン派の押さえ込み役として期待されているのが軍だ。06年にクーデターでタクシン氏を失脚させて以降、タクシン派に圧力をかけ続けてきた実績がある。

インラック氏を失職に追い込んでも… 混迷が長期化

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