談した連合の神津里季生(こうづ・りきお)事務局長(左)と経団連の米倉弘昌会長=2014年2月5日、東京都千代田区大手町(栗橋隆悦撮影)【拡大】
全労働者の基本給などの所定内給与は0.6%減の24万1338円と8年連続で減少。ただ残業代などの所定外給与は1.8%増の1万9097円だった。ボーナスなど特別に支払われた給与も2.1%増の5万3715円で、2年ぶりに増加に転じた。給与総額が横ばいの中で物価が上がったため、物価変動の影響を考慮した「実質賃金」は前年比0.5%減と2年連続で下落した。
同時に発表した13年12月の現金給与総額は、冬のボーナスが伸びたことから前年同月比0.8%増の54万4836円と2カ月連続で増えた。所定内給与は0.2%減の24万1525円だった。
調査は従業員が5人以上の約3万3000事業所を対象に実施した。(SANKEI EXPRESS (動画))