こう書くと何だか敷居が高そうな印象を受けるが、白石健一オーナーシェフ(36)は「フランス料理をかしこまった感じではなく、気軽にワイワイ食べてもらいたい」と訴える。
実際、おしゃれでありながら親しみやすい雰囲気づくりを標榜するこのお店、同業者がいち早く評価し、関西では開店からわずか半年で数々のテレビ番組などで紹介され、有名店に。また家庭画報やあまから手帳といった雑誌も取り上げ、首都圏からのリピーターも増えている。
組み合わせの妙
というわけで早速、自慢の料理の数々をいただいた。まずは「京都・大原の野菜と鰯(いわし)のプレッセ かにみそクリーム」。「お客様にお出しした時、見ただけでおいしいと思ってもらえる料理を心がけています」と語る白石氏の言葉通り、一見しただけで上品な味わいが伝わってくる。
鰯で挟んだじゃがいもをニンニク入りのかにみそクリームに付けて食べるのは「バーニャカウダ(イタリアの野菜料理)をイメージした」(白石氏)からだが、地元・大原の新鮮野菜に加え、食材の組み合わせの妙を存分に楽しめる。