「みんなが走ってきて、『ノリさん勝ったっすよ』と言ってくれて涙が出そうになるくらいうれしかった。出す用意はしていたけど、ゴールドメダルじゃないと出ない」
――1994年リレハンメル五輪団体のメダルとの違いは
「自分で力ずくで取ったメダルなので、20年前とは比べものにならないくらいうれしい」
――欲しかった個人のメダルが取れた
「誰が勝ってもおかしくない状況で銀メダルを取れたのは、自分でも自分を褒めたい。完璧なジャンプをして金メダルを取りたい気持ちも強い」
――98年長野五輪の悔しさを晴らせたか
「7割ぐらいは晴らせたかな。残り3割は団体も残っているし、そこで晴らしたい」
――みんながレジェンドを尊敬している
「金メダルを取ってこそ、本当のレジェンドになれると思っている。また目標ができた。まだ諦めずに金メダルを目指して頑張る」