大雪被害に伴う主な被害=※地名の数字は2014年2月14日以降の最深積雪量。被害は解消したものも含む【拡大】
一方、GSでも燃料不足が懸念されている。「暖房用の灯油が切れそう。配達してほしい」。長野県塩尻市を中心にGSを複数店展開する立石コーポレーションでは、16日以降ひっきりなしに電話が鳴る。
積雪により外出できない家庭や立ち往生する自動車、商品の届かないGSで燃料不足が切実になっている。「県内の輸送拠点が雪に埋もれてしまっている。通常の3倍以上の問い合わせがあるが、まったく注文に応えられずにいる」。立石コーポレーションの石油事業部長、土橋周平さん(45)は対応に追われ「県内で消費する石油関係の大半は京浜地区から来る。中央自動車道が動いてくれないとどうにもならない」と頭を抱えた。(SANKEI EXPRESS (動画))