ウクライナ海軍、ロシア海軍黒海艦隊(司令部ウクライナ・クリミア自治共和国と特別市セバストポリ)。※「ミリタリー・バランス」2014年版などから。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。【拡大】
危機感を抱いたロシア中央銀行は3日、主要政策金利を5.5%から7.0%にする異例の大幅引き上げを発表。大規模な為替介入にも踏み切ったとみられており「ルーブル防衛」に懸命だ。
深刻な景気後退
ロシアは、主要輸出品の原油が高騰した2007年に8%を超える高い経済成長率を記録したが、13年には1%台前半に減速。14年の年初予想は2.5%だが、ロシア政府筋は「下方修正は避けられない。景気は低迷期に入った。『資源頼り』『国営企業頼り』の経済構造を変えられず、投資環境の整備を怠ったつけが回った」と指摘する。
プーチン大統領は00年の1期目の就任以降、高い原油価格による経済成長に支えられてきた。しかし、今年は初めて深刻な景気後退局面に入ることが確実視されており、経済を担当するメドベージェフ首相に責任を負わせて解任するとのうわさが絶えない。