昆明市から遠く離れた北京市では、警察関係者の話として、こんな情報が聞こえてきた。「広西省チワン族自治区でもテロ事件が発生したが、警察関係者に箝口(かんこう)令が敷かれている。当局は四川省成都市と重慶市の警備を特に強化している」というものだ。
混同か隠蔽なのか
調べてみると、広西省チワン族自治区の観光地、桂林市で3日夕、ドイツ製高級乗用車に乗った女性が刺殺される事件が起きていた。その後、テロ事件への関与が疑われる5人が銃や刃物を持って桂林市に入ったとの通報があったという。結局、四川省黒水県からやってきた5人は、モデルガンなどを売り歩いていたことが判明。桂林市公安局は、事件とは無関係であると発表した。