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格差映す 中国最大の「覚醒剤村」 広東省博社村ルポ (2/4ページ)

2014.3.13 10:25

博社村では警察官が巡回する光景をしばしば見かけた。路地には覚醒剤撲滅の横断幕を隠すように、地元雑貨店の広告が掲げられていた=2014年2月4日、中国・広東省汕尾市(矢板明夫撮影)

博社村では警察官が巡回する光景をしばしば見かけた。路地には覚醒剤撲滅の横断幕を隠すように、地元雑貨店の広告が掲げられていた=2014年2月4日、中国・広東省汕尾市(矢板明夫撮影)【拡大】

  • 博社村の入り口付近、当局がつくた「毒品(覚醒剤)から遠く離れて、命を大切に」との看板がある=2014年2月4日、中国・広東省汕尾市(矢板明夫撮影)
  • 中国・広東省汕尾(せんび)市博社村

 世帯2割が関与

 人口約1万4000人の博社村は、裏社会では中国最大の覚醒剤密造拠点として知られてきた。昨年(2013年)12月29日、広東省警察は3000人の警官隊とヘリコプター、高速艇で村を包囲し、村内77カ所の拠点を急襲した。村の蔡東加・中国共産党支部書記ら182人を逮捕し、覚醒剤3トンと原材料23トンを押収した。

 それから1カ月以上経過していたが、村の空気はなおも張り詰めていた。隊列を組んだ警察官が巡回し、潜伏中の犯罪者らに出頭を迫る公安局の布告も目立った。不敵にも、その布告の上に全く関係のない広告ビラが貼られていることもあり、村民は内心、摘発に反発しているようにみえた。

 村の元幹部という初老の男性が取材に応じた。

 「同じことをしていた村は他にもある。なぜここだけやられたんだ。お上が密造を黙認したのに、責任の押しつけはごめんだ」と、犯罪への悔悟は忘れて摘発への不満をぶちまけた。

同じ密造なら、村内で精製作業や販売を分業した方が効率アップ

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