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今世紀末 日本の砂浜、85%消える? 温暖化… 環境省研究チーム予測 (2/3ページ)

2014.3.18 10:35

 ハイマツ絶滅危機

 強い雨の頻度が増すため、今世紀末の洪水被害額は、特に東北、中部、近畿、四国地方で2倍を超える可能性が高い。ただ、堤防を高くしたり、ダムの容量を大きくしたりするなど対策を取った場合は、被害額は大幅に減少した。海面上昇は約60センチと予測され、高潮被害額は最大で年間約2600億円増加する。

 現在、約5万平方キロに広がる高山の針葉樹ハイマツが生育できる場所は、約500平方キロに激減し、絶滅リスクが高まる。全国のコメの収量は大きく変化しないが、品質の悪いコメの割合が高まる。影響は地域ごとに大きく異なるという。

 ≪平均気温6.4度上昇 海面60センチ上昇≫

 このまま地球温暖化が進むと、今世紀末の日本の年平均気温は、20世紀末に比べて最大6.4度上がって約20度になり、海面は約60センチ上昇する-。環境省研究チームの報告書は、温暖化によって変わる日本の今世紀末の姿を記した。

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