イタリア北部コモのインスブリア国立大学のパオロ・ベルナルディーニ教授(50)=欧州歴史学=は「欧州は今、統合から分離へ流れが向かっている。だがこれは決して悪い分離ではない。グローバル化から地域の伝統と自治を取り戻す、肯定的な分離だ」と話している。
住民投票による地方自治体の分離・独立はイタリア憲法に抵触する可能性もあり、今回の投票への伊メディアの関心は高くない。しかし、欧州連合(EU)という統合の枠内では、マイクロナショナリズムとも言うべき分離・独立の動きが起きているのは確かだ。(SANKEI EXPRESS)