転嫁は「一部」にとどまると答えた企業は全体の10%。「一部の商品は、仕入れ構造改革などで値上げを極力抑える」(小売り)など、販売量の維持を目的に、自助努力を模索する声も聞かれた。
一方、主に従業員300人以下の中小・ベンチャー企業の調査では、価格転嫁が「まったくできない」と答えた企業は18%。「一部転嫁」(25%)を加えると、すべてを転嫁できない企業が4割超に上った。「顧客との付き合いを続けるため」(製造業)「孫請けなので一部しか転嫁できない」(サービス業)などの声が聞かれた。
23%「駆け込み」ない
増税が景気回復に与える影響を主要企業に聞いたところ、50%が「回復の流れを緩やかにする」と回答。増税前の駆け込み需要については、23%が「ほとんどなかった」と答えた。
アンケートはそれぞれ、3月中旬に実施した。