大リーグ屈指の強力打線を誇るブルージェイズを相手に力投し、デビュー戦を勝利で飾ったヤンキースの田中将大(まさひろ)=2014年4月4日、カナダ・トロントのロジャースセンター(川口良介撮影)【拡大】
「1試合だけでは」
マキャンは「素晴らしい投手。これから5、6年は付き合っていく」と絶賛。ヤンキースの先輩投手、黒田博樹も「自分の中で修正して切り替えていくことは、この世界で生きていく上で一番大切。途中からはすごく落ち着いていた」と称えた。
また、この日5打数3安打と打棒で田中の初勝利を支えたイチローは「日本で成績を残した人であればあるほど最初は(周囲の反応などが)異常な状態になる。それでも7回を100球以内(97球)で終わらせるのはすごいことだ」と語った。ヤンキースの球団公式サイトは「簡単には屈しないタナカ」との見出しを付けた。
田中は初登板の心境を「緊張感があり、マウンドに上がってからは試合に入り切れていない感じがあったが、四回くらいから集中力を高められた」と総括。その上で「1試合だけでは駄目。シーズンを通して続けていけるように準備したい」と言い切った。「憧れや挑戦ではなく、絶対に活躍する」と渡米した田中の世界一への道のりが始まった。(SANKEI EXPRESS)