新ポスティングシステムで米大リーグ入りを目指していたプロ野球楽天の田中将大(まさひろ)投手(25)が1月23日、仙台市の楽天Koboスタジアム宮城で会見に臨み、ヤンキースと契約が合意に達したことを発表。「世界一をつかむための戦力になりに行く。挑戦ではなく、活躍しなければいけない」と力強く抱負を語った。契約は総額、単年ともに日本選手最高額となる7年総額1億5500万ドル(約161億円)。年平均では約23億円に上り、昨季の推定年俸4億円から6倍近い増額となった。
3本柱、ノルマ15勝以上
田中は会見の冒頭、「(ヤンキースに)最大限の評価をしていただいた。世界の有名な名門チーム。今までと違ったものを感じながらプレーするのではないか。全く環境が変わるが、どうなるか楽しみ」と新たなステージへの期待を語った。