【北朝鮮、政治犯収容所の位置】咸鏡北道(ハムギョンプクド)の清津(チョンジン)25号、咸鏡北道の化城(ファソン)16号、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の耀徳(ヨドク)15号、平安南道(ピョンアンナムド)の价川(ケチョン)14号、平安南道の北倉(プクチャン)18号【拡大】
また、張派粛清に絡み、左遷されたり、身の危険を感じて行方をくらませたりした幹部も少なくないとみられる。政権が幹部の若返りを進めていることもあり、多くの公的ポストで“空席”が生じ、賄賂で役職を買う「売官」も横行し始めたという。軍を監視する総政治局の政治指導員という有利なポストでも5000~2万ドル(約50万~200万円)、地方の役人では、約5000中国元(約8万円)で職位が売り買いされているという。消息筋は「公職に就けば賄賂を受け取れる立場になり、1週間で元手を回収できるとされる」と話している。(桜井紀雄/SANKEI EXPRESS)
■北朝鮮の政治犯収容所 体制に異を唱えたり、嫌疑をかけられた政治犯が送られる強制収容所。山間部などの隔絶された場所にあり、少なくとも5カ所の稼働が確認されている。国連調査委員会は報告書で、現在も8万~12万人が収容され、過去55年間に数十万人が死亡したと推定。炭鉱労働などの強制に加え、拷問やレイプも横行。朝鮮籍の夫と北朝鮮に渡った日本人妻も多数収容されたという。