日米韓3カ国首脳会談を前に、安倍晋三(しんぞう)首相と握手する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(右)。中央はバラク・オバマ米大統領。この握手が日韓関係の改善につながるかは不透明だ=2014年3月25日、オランダ・ハーグ(AP)【拡大】
「事実上の外交的断絶」
保守系の韓国紙、朝鮮日報(電子版、3月27日)は社説で、今回の首脳会談について「韓日両国の首脳が同じ席に着くという事実そのものにより大きな注目が集まった。実際ここ1年以上にわたり韓日関係は事実上の外交的断絶状態にあった」と指摘した。
その上で、来年は日韓国交正常化50年という節目の年であることに触れ、「今回の会談をきっかけに、韓国と日本は歴史問題や慰安婦問題などについての話し合いを一層本格化させなければならない。両国は今まさに過去50年の過ちを正し、新たな50年の歴史を作り上げるためより深い対話を模索すべき時を迎えている。それができるかどうかは完全に日本の態度に懸かっているのだ」と、日本側に歩み寄るよう訴えた。
韓国の通信社、聯合ニュース(電子版、3月26日)は、今回の首脳会談の開催を伝える中で「韓日関係改善の見通しは不透明な状況だ」とし、「過去の歴史問題で冷え込んだ両国関係を改善するにはまだ遠いとの指摘だ」と断じている。