日米韓3カ国首脳会談を前に、安倍晋三(しんぞう)首相と握手する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(右)。中央はバラク・オバマ米大統領。この握手が日韓関係の改善につながるかは不透明だ=2014年3月25日、オランダ・ハーグ(AP)【拡大】
安保の視点での論調も
一方、保守系の韓国紙、東亜日報(電子版、3月27日)は、今回の首脳会談を安保の視点から論じている。日米韓首脳会談の開催中に、北朝鮮が「ノドン」とみられる中距離弾道ミサイルを発射したことから、社説で「米日など友邦との共助で朝鮮半島の平和と安定を守り、金正恩(キム・ジョンウン)に挑発の代価は自滅であることを悟らさなければいけない」などと日米韓3カ国による安保体制の強化と対北朝鮮批判を繰り広げた。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)