欧州連合(EU)が110億ユーロ、米国が10億ドル、日本が最大1500億円の支援を表明。IMFとしては140億~180億ドルの融資枠を設けて総額を確保する方針だ。
ウクライナが親欧米の政権に移行したため、ロシアが前政権に約束していた150億ドルの支援を凍結し、財政窮迫を招いた。デフォルトが現実となれば、世界の金融市場が大混乱に陥る恐れが指摘されていた。
国民に負担
IMFは支援と引き換えに金融や財政、エネルギー分野の改革をウクライナに求めており、ガス料金引き上げなどの厳しい構造改革が課題となる。財政赤字は2016年までに国内総生産(GDP)比で2.5%程度まで圧縮する方針だ。
ウクライナはIMFの支援を受けながら、条件に応じず支援を凍結された苦い経験がある。今回の枠組みも国民に大きな負担を強いるため、実現には曲折も予想される。(共同/SANKEI EXPRESS)