Kyoto MaGiC
京都国際マンガミュージアムでは、少女マンガとファッションとの関わりを探るべく、11年より「Kyoto MaGiC(Kyoto Manga Girls Collectionの略称)」に、京都市と共同で取り組んできた。少女マンガとファッションの関係の歴史をたどりつつ、マンガにインスピレーションを得た衣服を京都のメーカーとともに開発するといったプロジェクトだ。制作した衣類は、毎年、3月にファッションショーで発表。その後、3カ月にわたり展覧会でも展示した。本展は、その3回目として開催しているものである。
ちなみに、初回は、少女マンガとファッションの関係を探る上で重要な「中原淳一」と「高橋真琴」の画を題材にした。
戦前の少女雑誌で「抒情画」を描き、読者のファッションリーダー的な役割を担っていた中原は、少女マンガとファッションの前史を語る上で外せない。高橋は、戦後に発展した少女マンガにおいて、ファッションを描くことで少女マンガ独自の表現方法を生み出した作家として重要な一人だ。