今回、この「恋」の花咲く2作品の3次元化に取り組んだのは、京都の老舗制服メーカーの「村田堂」と、京都に本社を持ち、全国に支店を抱えるヤングカジュアルブランドの「スピンズ」だ。作中の衣服の再現もあるが、物語やキャラクターから、自由にインスピレーションを受けて、オリジナルの衣服を制作した衣服は大きな見どころである。例えば、単純に作中に出てくるファッションに着想を得るだけではなく、作品のモノローグの重なりやセリフなどからインスピレーションを受けたという衣服もある。
マンガファッションの3次元化の新しいアプローチを垣間見られるはずだ。(京都国際マンガミュージアム研究員、倉持佳代子/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■Kyoto MaGic展覧会「恋!咲く!マーガレット~『マイルノビッチ』と『君に届け』のファッション~」 6月8日(日)まで、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上ル)で。水曜休館(5月26~29日はメンテナンスのため休館)、大人800円、中高生300円、小学生100円。(電)075・254・7414。http://kyotomm.jp/