■大飯原発3、4号機 関西電力が福井県おおい町に置く原発で、東日本大震災で事故が起きた東京電力福島第1原発とは異なる加圧水型軽水炉。3、4号機は同じ設計で、関電の原発11基の中で最も新しく、出力はともに118万キロワット。3号機は1991年、4号機は93年にそれぞれ営業運転を開始した。福島事故の影響で国内の全原発が停止したが、当時の民主党政権が決めた暫定基準に基づき、2012年8月、営業運転を再開した。13年9月に定期検査に入り停止している。1、2号機も停止中。
【大飯原発差し止め訴訟判決骨子】
・大飯原発3、4号機を運転してはならない
・250キロ圏内の住民には原発運転で具体的な危険がある
・安全技術や設備は確たる根拠のない楽観的な見通しに基づき脆弱(ぜいじゃく)
・地震の際、原子炉を冷やす機能と閉じ込める構造に欠陥
・基準地震動を超える地震が来ない根拠はなく、それに満たない地震でも重大事故が生じうる
・福島原発事故は最大の環境汚染。二酸化炭素の排出削減は運転継続の根拠にならない