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田中、ウイニングショット多投 大屋博行 (2/5ページ)

2014.5.26 11:50

【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)

【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)【拡大】

 スプリットを振らせる

 この印象をどう受け止めるべきか。

 たとえば、田中投手は同級生のスティーブン・ストラスバーグ投手(ナショナルズ)やナンバーワン左腕の呼び声が高いクレイトン・カーショー投手(ドジャース)のように身長が190センチを超えるような体格ではなく、実は米国人好みの体形ではない。

 加えて、変化球を交えてコンビネーションで攻める日本人投手は、一見すると派手に映らないということもある。そのあたりが、「OK」という評価につながったのだろう。

 一方で、そのコーチはこうも話してくれた。「スプリットが落ちていた」。田中投手の最大の武器、140キロ前後で鋭く落ちるフォークだ。シーズンが開幕してからも田中投手は、このウイニングショットを多投して好結果につなげている。

 日米のボールの違いや硬いマウンドもあって、田中投手はまだ直球の制球が定まっていないように感じられる。立ち上がりも慎重になりすぎ、いわゆる「置きにいく」投球が目立つ。制球を気にして体の開きが早く、上半身と下半身のバランスを崩してしまっているのだ。

「ボールの上っ面を打者に見せれば勝てる」

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