食虫植物をモチーフに
さらに12年には食虫植物をモチーフに、パールの純粋さと野性味を組み合わせたユニークなジュエリーシリーズ「デインジャー」が誕生。「パールが持つ、保守的なイメージを壊し、インパクトを与えたかった。インパクトによりパールはモダンで美しく、アグレッシブなものに一転するから」
そんなタクーン氏が就任から5年、創業60周年という節目の春夏に打ち出したテーマは「ランドスケープ・スカルプチュア」(風景の彫像)。60周年特別記念と銘打たれたジュエリーには、藤の花、桜と、日本で古来愛されてきた花のモチーフがそろう。「これらの花にはクラシカルな美しさがありますね」とタクーン氏。若き天才は、艶やかなパールの光沢と、ダイヤが乱反射する透明な光を巧みに組み合わせ、ため息がでるほど美しいネックレスなどに仕立てた。
「TASAKIの仕事はとても面白い。ダイヤとパールの新しい可能性を常にさぐり続けたいですね」