≪家計負担ずっしり 国内景気に冷水≫
増税分以上に値上がり
5月30日に発表された4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、消費税増税の影響を除いても前年同月比1.5%のプラスと、「脱デフレ」に向け物価の上昇基調が続いていることが確認された。ただ4月の生産や消費は増税に伴う駆け込みの反動減が大きかった。物価だけが急激に上昇すれば、国内景気に冷水を浴びせかねない。
駆け込み需要の反動で価格競争の激化が予想された家電。だが、蓋を開けてみれば4月の消費者物価は電気炊飯器が前年同月比12.6%プラスになるなど、軒並み増税分以上に値上がりした。
都内の大手家電量販店の販売担当者は、景気回復を背景に「高機能な商品を求める顧客が多く、それほど価格は下げていない」と説明する。3月の駆け込み需要で在庫が少なくなり、無理に安値販売をしていないことも背景にあるようだ。