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4月消費者物価3.2%上昇 23年ぶり高水準 家計負担ずっしり 国内景気に冷水 (3/4ページ)

2014.5.31 09:40

4月の全国消費者物価指数の動き(前年同月比、生鮮食品を除く、2013年5月~2014年5月)=2014年5月30日、総務省発表

4月の全国消費者物価指数の動き(前年同月比、生鮮食品を除く、2013年5月~2014年5月)=2014年5月30日、総務省発表【拡大】

  • 4月の全国消費者物価指数で上昇した主な品目=2014年5月30日、総務省発表。※前年同月比増減率%

 食料品などの一部で個人消費が底堅いことも、物価が下がりにくい要因だ。アサヒビールは、プレミアムウイスキー「竹鶴」の売り上げが好調で、森英樹マーケティング第2部長は「増税後も前年同期比10%以上伸びている」と話す。4月のウイスキーの消費者物価は2.9%上昇(3月はマイナス1.6%)と、プラスに転じた。

 生産、消費は落ち込む

 しかし、増税後も物価の上昇基調が続く一方、4月の生産や消費は大きく落ち込んだ。

 経済産業省が30日発表した4月の鉱工業生産指数は前月比2.5%低下した。また、総務省が発表した4月の家計調査によれば、1世帯当たりの消費支出は実質で前年同月比4.6%減と大幅に減少した。

 日銀は脱デフレに向け2%の物価上昇を目標とするが、黒田東彦(はるひこ)総裁は(5月)21日の会見で「日本経済がバランスよく成長し、雇用・賃金などの増加を伴うことが望ましい」と、強調した。先行する物価上昇に対し、経済成長や賃上げの遅れが懸念されるからだ。

物価だけが上昇

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