女性への「対応法」
女性の話に反論はせず、ただただ耳を傾ける。究極の「受け身力」を駆使し、女系一家をしっかりとまとめあげていく崇徳。「女性は吐き出す力が強くて、一気に話してくる。それに対して男は客観的に見てしまうから、自分も若い頃は『それはこうだよ』とついつい言って怒らせてしまっていた。60歳を過ぎて、だいぶ対応できるようになったかな…」
60年の経験を重ねてたどり着いた「対応法」とは。「『これが食べたい』って女性が言っても、レストランの予約は前日まで取らない。気が変わる可能性が高いから。若い頃は、いちいち腹を立てていたけど、今は『あ、今日はその気分なのね』と受け入れられますね。家庭だけじゃなく、会社でも管理職になると部下が女性ばかりといった状況に置かれることも。そんな人にも、役に立つ本になったと思います」
ある日、姉の昌子が夫ではない男とホテルから出てくるのを目撃してしまう。まさか、不倫…? それを皮切りに、疎遠だった長女の恋愛問題や、末娘の夫婦仲など、一気に女難が押し寄せてくる。さらに崇徳も娘たちには絶対に言えない秘密を抱えていて…。