続いてゴールドラッシュ(トウモロコシ)の冷製スープ。「うっわ~」と思わず感嘆。すっきりとした甘みが直球で攻めてくる。知っているコーンスープとはひと味もふた味も違う。聞けばブイヨンや生クリームは使っていないとか。トウモロコシの芯のシャーベットが添えられていて、そのシャリシャリ感も楽しい。
「芯の部分の独特の香りを生かしています」と長野さん。スープの下にある甘長とうがらしのピューレや別添えの焼きトウモロコシもアクセントに。
前菜や魚料理に続いて肉料理は、トゥーレーヌ産の小鳩。なめらかで緻密な肉質、想像していたようなクセはない。デザートまで驚きの連続だった。
メニューには食材のみ
「メシャンルー」は4年前、長野さんと、支配人でソムリエの打田誠直さん(34)の2人で始めた。「老舗店がひしめく京都で若造2人に何ができるのか、不安はありました」と打田さんが話す。「どうしたらお客さまに喜んでもらえるか、いかに自分たちらしさを出せるかを考えました」