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ジャパニーズ・ドリームをつかめ 大屋博行 (2/5ページ)

2014.6.23 13:30

本塁打を放ち、チームメートに迎えられる西武のエルネスト・メヒア選手=2014年5月、埼玉県所沢市・西武ドーム(共同)

本塁打を放ち、チームメートに迎えられる西武のエルネスト・メヒア選手=2014年5月、埼玉県所沢市・西武ドーム(共同)【拡大】

  • 大リーグを頂点とした米球団のピラミッド。※(注)2013年11月27日現在、3Aからルーキー・リーグまで8つの下部組織があり、約200人の選手が在籍している。
  • 【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)

 メジャー昇格という夢は果たせなかったが、メヒア選手とは同期で、当時はお互いにレフトを守った仲。ネクストサークルで浜岡君に気づいたメヒア選手は手を挙げて応えていた。この試合、メヒア選手の2安打1打点の活躍もあって西武が逆転勝ちし、喜びはひとしおだった。

 ブレーブス一筋

 198センチ、118キロのメヒア選手はベネズエラ出身。入団当初から体が大きかったが、最初の春季キャンプでプレーを見たときは、まだまだパワーヒッターとはいえなかった。ただ、教育の行き届いたベネズエラの出身者らしく、規律を守り、何事にもまじめに取り組んでいた好漢だったのが印象的だった。

 当時から最大の目標はメジャーリーガーになることだっただろうが、18歳の彼は私に「将来は日本に行きたい。日本で大成したい」と打ち明けていた。メジャーの壁がすごく高いことや、ベネズエラ出身で来日して活躍したボビー・マルカーノ選手やアレックス・カブレラ選手のことを知っていたからだろう。

 彼は2010年こそロイヤルズ傘下で過ごしたが、それ以外のシーズンはブレーブス一筋でプレーしてきた。12年は3Aで打率296、24本塁打をマーク。昨季は膝のけがで打率こそ低迷したが、28本塁打を放ち、パワーヒッターに成長していた。

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