メジャー昇格という夢は果たせなかったが、メヒア選手とは同期で、当時はお互いにレフトを守った仲。ネクストサークルで浜岡君に気づいたメヒア選手は手を挙げて応えていた。この試合、メヒア選手の2安打1打点の活躍もあって西武が逆転勝ちし、喜びはひとしおだった。
ブレーブス一筋
198センチ、118キロのメヒア選手はベネズエラ出身。入団当初から体が大きかったが、最初の春季キャンプでプレーを見たときは、まだまだパワーヒッターとはいえなかった。ただ、教育の行き届いたベネズエラの出身者らしく、規律を守り、何事にもまじめに取り組んでいた好漢だったのが印象的だった。
当時から最大の目標はメジャーリーガーになることだっただろうが、18歳の彼は私に「将来は日本に行きたい。日本で大成したい」と打ち明けていた。メジャーの壁がすごく高いことや、ベネズエラ出身で来日して活躍したボビー・マルカーノ選手やアレックス・カブレラ選手のことを知っていたからだろう。
彼は2010年こそロイヤルズ傘下で過ごしたが、それ以外のシーズンはブレーブス一筋でプレーしてきた。12年は3Aで打率296、24本塁打をマーク。昨季は膝のけがで打率こそ低迷したが、28本塁打を放ち、パワーヒッターに成長していた。